【2017-2Q消費動向調査】回復する中国爆買い。コト消費に強い欧米。

2017年-2Q 消費動向調査発表される

7/19 観光庁より第2四半期の消費動向調査が発表されました。2017年1Qの結果では1人あたりの消費額で見てみると、オーストラリア人が一番多くのお金を落としてくれていました。
内訳としては特にウインタースポーツといったコト消費に多くのお金を投じていました。

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(出典:観光庁 訪日外国人消費動向調査 プレスリリース版より作成)

【コト消費No1】オーストラリア人はどんな体験に大金を払っているのか?

2017.06.29

さて2Qはどのような結果が出たのでしょうか?特長・ポイントを見てみましょう。

 

中国の爆買いが回復している!

まず注目すべきは、終焉したと思われていた中国の爆買いが静かに回復基調にあるということです。2016年3Qにピーク時の2/3である10万円台までに落ち込んだ1人あたりの消費額は、2017年2Qでは13万円台まで回復しています。

(出典:訪日外国人消費動向調査 ダイジェスト版より作成)

 

元ベースでも回復している

為替の影響が出ている可能性もあるため、中国の通貨、元ベースに換算してみましたが、やはり伸びています。

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(出典:訪日外国人消費動向調査 ダイジェスト版より作成)

 

2016 2017
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
日本円 151,293 123,597 101,964 122,895 119,909 131,128
元/円レート(各Q末月) 17.4 16.0 15.3 16.7 16.4 16.3
元ベース 8,707 7,728 6,674 7,340 7,318 8,049

 

日本百貨店協会のデータも回復を示している

この回復基調は本当なのか?日本百貨店協会が毎月発表している「外国人観光客売上・来店動向」を見てみましょう。ちなみに売上の国別内訳上位は中国人観光客です。

やはり1人あたりの購買単価は2016年7月に底を打って以降緩やかに回復基調にあります。

(出典:日本百貨店協会発表データより作成

 

売れている商品の内訳を見ますと消耗品(化粧品・食料品など)が回復に寄与していることが分かります。

使うと無くなってしまう消耗品の特徴は、広く解釈すればコト消費と捉えることもできます。

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(出典:日本百貨店協会発表データより作成

 

2017-2Q コト消費の単価トップはスペイン

コト消費に該当する「娯楽サービス」という切り口で見てみると、中国・韓国は低空飛行のままです。また、ウインタースポーツに大金を払うオーストラリア人はシーズンが終了したため例年通り下落。

代わりにTOPに踊り出たのがスペイン。ちなみに2位はイギリスでした。

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(出典:訪日外国人消費動向調査 ダイジェスト版より作成)

 

まとめ

モノ消費という視点では中国が変わらず主役。ただその内訳はコトよりのモノ消費(消耗品)に変化しています。

一方コト消費という観点で見ると、欧米系が強い傾向が表れた2017年2Qの消費動向調査でした。

 

次回も要注目です。

 

今日の一句

”爆買いの 中身も変わる コト寄りに”

 

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