【FAMレポ】地方インバウンド集客の必勝法は海外旅行会社誘致である。

自分たちの地域をどのように売り出せばいいのか?

インバウンドの裾野がどんどん地方に波及しています。

ただ、自分たちの地域が外国人にとってどのように魅力的なのか正確に把握することは難しいポイント。そこを外してしまうとせっかく投下した予算が水の泡になる恐れがあります。

ではどうすれば良いのか?そんな悩みを解決するする方法があります。それはFAM(ファム)

 

FAM(ファム)とは

FAMとは Familialization の略称です。意味は「慣れ親しませ=下見旅行」
海外旅行会社のスタッフやブロガーなどを招待し、地域の魅力的なポイントの洗い出し・改善点の抽出を行います。

今回は、海外20カ国900社のネットワークを持つ弊社の強みを活かし、富山県にある利賀村に台湾出張の旅行会社をアテンドしたFAMツアーを企画させていただきましたのでその様子をご紹介いたします。

DSCF2715

利賀村とは

今回のFAMの舞台となる利賀村は、富山県南砺市にある人口約800人の村です。村名は前田利家と加賀が由来となっています。富山県ですが、外国人観光客にも人気な岐阜県白川郷から近い場所に位置しています。

 

今回アテンドした台湾旅行会社

今回のFAMツアーにアテンドさせていただいたのは台湾の旅行会社2社です。

Lion

台湾の最大手旅行会社。団体、FITともに強いです。
今回は芸術祭や美術館めぐり・スポーツ観戦・ライブ夏フェスといったテーマ性ある旅行ツアーを造成している担当者にお越しいただきました。

 

EzTravel

台湾の大手旅行会社で、オンライン予約が強いです。したがって団体よりもFITが得意。
今回は東日本のFIT向け企画の担当者にお越しいただきました。

 

旅行会社も吟味する必要がある

海外旅行会社をFAMツアーに招待するにあたっては、各旅行会社の強みや事業領域・求めているものを総合的に吟味して選定をするのがポイントです。

あれもこれも見境なく呼んでしまうと、本当に来てほしいターゲット層出ない方も来ることになり、受け入れ側も観光客側も双方不幸になってしまうからです。

 

 

FAMツアーで行った内容

2泊3日の旅程の中で下記を実施してきました。

 

合掌造り見学

DSCF2723

 

ささら振り体験

DSC_1242

 

お餅つき

DSCF2838

 

そうめん流し

image

 

DSCF2920

 

線香花火

DSC_0215

 

その他、そば打ち体験・岩魚つかみ・川下りなど。

 

盛りだくさんの内容だったのですが、台湾旅行会社の方にはどのように写ったのでしょうか??

 

台湾旅行会社からのフィードバック

ツアー形態について

インバウンドというとバスツアーで大量の外国人が移動する様を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、利賀村の場合はキャパシティの問題からふさわしくありません。また、個人旅行客向けですとアクセスの難易度が高いことから、少人数で単価の高いテーマツアーがBESTという結論になりました。

募集団体 FIT(個人旅行) テーマのある少人数ツアー インセンティブ(報奨ツアー)
総合点 ×
理由 宿泊キャパ、体験コンテンツのキャパが小さい アクセス整備が必要 夏の芸術祭
冬のそば祭り
案件による

 

具体的な感想

具体的な感想は下記の通り。

  • テーマのある旅行商品の企画構想を練っていたので利賀の芸術祭がマッチした。
  • 8月の芸術祭/サマーフェスティバルに強い関心。来年は絶対ツアーつくる。
  • 冬のツアーも幻想的で、ツアー作ってみたい。
  • 実際の宿泊予定地を見てから心配がなくなり、より前向きになった。
  • 白川郷は観光客が多いので、新しいところを求めていた。利賀村はちょうどよい。

 

実は利賀は演劇の聖地で、毎年大規模な世界演劇祭利賀フェスティバルを開催しています。他地域にはない特徴が台湾旅行会社の心をつかみました。

(出典:事業構想大学院大学

 

課題改善点

良いポイントがあった一方で改善ポイントもありました。

  • 合掌造りのガイドは充実の余地がある
  • 衛生面で不安を感じる場所があった

今後の当該地域の発展には欠かせない情報なのですが、直接だとなかなか聞きづらい本音。ここを引き出せるかどうかが間に立つ弊社の腕の見せどころです。

DSC_0189

 

 

呉さん目線で見た利賀村

今回のFAMツアーは弊社スタッフの呉さん主導で進めたのですが、彼女の視点からみた利賀村もご紹介しておきます。

gosan

八田興一の親友浅野総一郎ゆかりの地

台湾で最も尊敬を集める日本人、八田興一さんをご存知でしょうか?彼が作ったダムのお陰で台湾の農業は大きく発展しました。

利賀村には小牧ダムがあります。実はこのダムを作った浅野総一郎さんと八田さんは親友だったという話を遊覧船のスタッフの方に教えてもらいました。

そういった話を聞きながら見る景色こそ旅の醍醐味だと思います。

DSC_0350

 

 

まとめ

FAMツアーの利点は、

  • 私達日本人だけでは気づかなかった地域の魅力を発掘できること・改善点を抽出できることに加え、
  • その旅行商品を販売する方が実体験に基づき自信を持って地域を売り出してくれることです。

また私達を介在することによって、直接だと聞き出せなかった本音も引き出すことが出来ます。

 

今回の取り組みは地元紙でも期待感を持って大きく取り上げられました。

▼富山新聞

▼北日本新聞

▼Yahooニュース

私達なら最適な旅行会社をコーディネートしてFAMツアーを企画することができます。

インバウンド集客において具体策を探されているご担当者の方、是非お気軽にご相談下さい

 

 

今日の一句

”呼んでみて 色々オイシイ FAM(ファム)ツアー”

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で地ブラ_インバウンド情報局をフォローしよう!

私たちについて

イメージに惑わされない正確なインバウンド情報を、マーケットデータと海外出張で得た現地1次情報を交えてお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です