【セミナーレポ】持続的で高単価なインバウンド集客戦略とは何か? by日本インバウンド連合会(JIF)

JIFのサミットが六本木ヒルズで開催

2017年5月19日(金)、六本木ヒルズにて国際インバウンドリーダーズサミットが開催されました。

 

前回日本橋での様子はこちら

【開催レポート】広島県のインバウンド観光おもてなしセミナーにて講演して参りました。

2017.03.28

 

注目度の高さもあってか一般3,000円 JIF会員1,500円にも関わらず受付は長蛇の列。

 

300人が入る会場もこの通り席が埋め尽くされました。北は北海道、南は沖縄と全国から来場されており、自治体関係者が多かったです。

 

今回は弊社も関わっております日本インバウンド連合会(JIF)の様子をお伝えいたします。有料セミナーのため抜粋版となることを予めご了承下さい。

 

基調講演はJNTO理事長 松山良一氏

基調講演は日本政府観光局(JNTO)理事長の松山良一さん。

 

2015年は訪日外客数と出国日本人数が45年ぶりに逆転した大きな転換期となる年だった。政府としては数だけでなく消費も育てて一大輸出産業にする方針。訪日外国人が増加するのに伴い困りごとも増えてくる。それがビジネスチャンスとなる!

と力強く話されていました。

記者会見

記者会見ではJIFの目指す姿・目標が示されました。

また、全国47都道府県の魅力を発信する Japan47というWebサイトが発表されました。

日本人ではなく外国人の視点で地方の魅力を発信するのが特徴。こういったものが魅力的に映るのか!と参考の一助にして頂ければ幸いです。

 

観光カリスマ 山田桂一郎氏

第2基調講演は政府に観光カリスマと認定された山田桂一郎さん。総務省地域力創造アドバイザー・内閣官房地域力創造アドバイザーなど政府を中心に10個以上も肩書を持たれています。

 

インバウンド施策というと、外国人を何人呼ぶかが第一目標になりがちだが、重要なのは観光消費が地域にしっかり落ち、さらに域内全体に行き渡ること。

例えば京都は観光地として人気NO1だけど、京都に住んでいる住民は道が渋滞ばかりして困ってる。

インバウンドのあるべき最終目標は、地域住民が幸せになりまちが豊かになること。観光業は宿泊・飲食・1次産業と波及効果が大きく、しっかり取り組めば地域活性化に大きく貢献する。

と立て板に水の如く話されていました。

 

パネルディスカッション1

基調講演の次はパネルディスカッション。パネリストは

  • 元総務省事務次官 JIF顧問 岡崎浩巳 さん
  • 世界31カ国の温泉に入ってきた温泉エッセイスト 山崎まゆみ さん
  • 岐阜県可児市教育委員会 城跡で多くの集客を実現した軍師 長沼毅 さん
  • 山梨県で通信業から旅行業まで幅広く手がけるフォネット代表 清水栄一 さん

 

そして司会進行は時間厳守の 百戦錬磨社長 上山康博 さんです。

内容は情報発信から、外国人目線を取り入れることの重要性まで多岐にわたりました。

例えば

「日本の温泉は海外の人からあこがれの対象として見られている。」

「城崎温泉は外国人を話し合いの場に取り込んで成功した。」

「石垣くらいしかない城跡も、ストーリーを伝えることで人が集まる。」

といった観光の現場に関わられている方にとって興味深い話が出てきました。

 

世界目線の観光立国戦略 デービット・アトキンソン氏

パネルディスカッションのあとは再び講演。講演者は 著書「新・観光立国論」がインバウンド業界のほとんどの人に読まれている、デービット・アトキンソンさん。

イギリス出身というバックグランドを活かして、客観的かつ世界目線での日本の伸びしろについて語って頂きました。

「今来ている国よりも、まだ来ていない国に着目する」

「文化施設よりも自然観光がお金になる」

「歴史背景の説明が観光地にはほとんどない」

今インバウンドに関わっている方にとってはハッとするような話が多くありました。

 

また日本国内だけでなく世界の観光マーケットでの日本を見せて頂きました。特にタイは同じアジア圏にも関わらず国際収入が突出しており、学ぶべき点が多いとおっしゃられていました。

 

近日、著書「新・観光立国論」の続編が出版予定とのことですので、ご興味の有る方はぜひ手にとって見て下さい。

 

 

パネルディスカッション2

最後はもう1回パネルディスカッション。パネリストは

  • 小西美術工藝社 社長 デービット・アトキンソン さん
  • JTIC SWISS 代表 観光カリスマ 山田 桂一郎 さん
  • 農林中金総合研究所理事長 皆川 芳嗣さん さん
  • 産業技術大学院大学 松尾 徳郎 さん

司会進行はJIF理事長 中村好明 さんです。

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「MICEイベントは文化・社会・教育まで効果が波及する」

「地域は困っているけど実際住んでるひとは困ってない。そこでどう巻き込むか?」

「日本人がやらない伝統体験を外国人に押し付けても響かない」

「自治体だけで揃えようと中だけで議論していても行き詰まる」

といったインバウンドが地方に波及した場合の可能性と現状の課題について活発に意見が交わされました。

 

 

1回目のパネルディスカッションと共通していたのは、外国人目線に立つことの重要性。

私達が良いと思ってる日本文化を無理やり押し付けてないか?非常に考えさせられるディスカッションでした。

 

まとめ

複数回の基調講演に加えて、2回ものパネルディスカッションでかなりボリューム盛りだくさんだったJIFの国際インバウンドリーダーズサミット。

これからインバウンドどうしたらいいのか?とお悩みの方にとっては全体像を効率的に把握できる有意義な会です。

 

今回足を運べなかった方は6/2(金)大阪にて開催されますので是非チェック下さい。

 

 

前回開催時のレポートはこちら

【開催レポート】広島県のインバウンド観光おもてなしセミナーにて講演して参りました。

2017.03.28

 

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