【保存版】2016年国別訪日外国人観光客数を月別・直近3カ年と掘り下げて分析してみた。

1/17 16:00 2016年 国別訪日外国人数が発表された!

さて先程、日本政府観光局(JNTO)より、2016年の国別訪日外国人数が発表されました!

今回は発表資料のまとめと、当社の見解をお伝えしたいと思います。

※以下グラフ作成元データはすべて日本政府観光局(JNTO)

 

2016年 国別訪問外国人数(上位6ケ国)

やはり圧倒的な首位は中国でした。2位韓国を 130万人 と圧倒的に引き離しています。

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ちなみに上位6カ国の順位そのものについては昨年から変動はありませんでした。

 

昨年2015年実績と比較してみた

では昨年からどれほど伸びたのか?整理したものがコチラ。

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2015 2016 差異 前年比伸率
総数 19,737,409 24,039,000 4,301,591 22%
中国 4,993,689 6,373,000 1,379,311 28%
韓国 4,002,095 5,090,300 1,088,205 27%
台湾 3,677,075 4,167,400 490,325 13%
香港 1,524,292 1,839,200 314,908 21%
米国 1,033,258 1,242,700 209,442 20%
タイ 796,731 901,400 104,669 13%
その他 3,710,269 4,425,000 714,731 19%

 

全体の伸び率は+22%

国別で見ると、中国が+30%とやはり大きく伸びていることが分かります。

 

また、韓国も +25% と平均値を上回っています。

韓国に行く日本人は減少していますが

日本に来る韓国人は増加しているという 不思議な逆転現象 が起こっています。

 

中国と韓国で過半数を占める

結果、中国と韓国 上位2カ国で訪日外国人観光客の半数を占めるほど存在感が高まっています。

ただこの2カ国は 政治状況によって突如変動するリスク をはらんでいるため、期待して依存しすぎるのは危険です。

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直近3カ年の月別推移

通年データの中身を見るべく、直近3カ年について月別に分解してみました。

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観光客数については各月とも前年超えを果たしています。

 

1-2月期の伸びが大きい

伸び率(2015→2016)を見てみますと、1-2月が特に大きいことが分かります。

1-2月は国内旅行市場では閑散期にあたりますが、宿の余剰分を訪日外国人観光客向けに供給できたことがひとつの要因ではないかと考えています。

 

実際、営業先の旅館ではこんな話を聞きました。

 

1,2月が一番の閑散期。

そのタイミングが逆に中華圏の旧正月とマッチするため、

宿泊の問題がなく多くの外国人を受け入れることができた。

 

一方で、7,8月の国内旅行市場は、夏休みの影響で需要が高まる時期。

訪日外国人観光客にとっても最ハイシーズンだが、

外国人が来たくても宿が取れない。

 

 

国内閑散期 と 諸外国の繁忙期。

これらをうまくマッチングさせ、プロモーションすることが今後の堅調な拡大の鍵を握るでしょう。

 

 

2016年伸び率は落ち着きはじめている

また、伸び率同士で比較してみました。

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2014年→2015年の伸び率が ほぼ50%前後 を推移してきたことを鑑みると

2015年→2016年の伸び率は 徐々に落ち着きを見せはじめています。

 

直近3カ年の各地域別推移

また、地域別に直近3カ年の推移を見てみました。

 

東アジア

東アジアエリアは日本から物理的に近いだけあって、訪日人数も圧倒的に多いです。

そして毎年堅調に増加しています。

2017年も引き続きインバウンド市場を引っ張ってくれることでしょう。

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東南アジア

東アジア地域からやや物理的に離れますが、親日国が多い 東南アジア。

タイが他を引き離して圧倒的ですが、伸び率でみると

フィリピン・インドネシア・ベトナム が高くなっています。

この3国はタイよりも人口が多いため、ポテンシャルを考えると非常に多くの伸びしろがあります。

 

当社も現地旅行会社と多くパイプを持っているため、プロモーションをご検討中の方は是非ご連絡下さい!

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欧米

アジアよりも大きく離れてしまうこのエリア。

それでも アメリカ人が120万人以上 訪れています。

2016年はオバマ大統領が広島を訪問。日本への関心がさらに高まりました。

 

逆に欧米エリアでも一番地理的に近いロシアが少数派なのが意外ですね。

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2017年はFIT化がさらに進行する

海外で何百社と商談してきた弊社営業の肌感覚では、2016年はFIT(個人旅行客)化が急速に進んだ年でした。

 

団体パッケージ商品を一番売るタイミングだった現地旅行博にて

  • JR Rail Passをはじめとした交通切符
  • TDRやUSJのテーマパークチケット

といった個別商品しか売れなくなったという海外旅行会社の声を多く聞いてきたからです。

 

2017年は団体客がドガッっと一気に大量にやってくることは少なくなくなっていくでしょう。

2017年の訪日外国人数予測は2,800万人

さて気になるのが2017年の訪日外国人数。

 

当社の予想としては、伸び率がやや落ち着くことを鑑みて

400万人増の2,800万人と予測します!

 

今年もインバウンド市場の活況に貢献するべく、国内・海外を東奔西走しますのでよろしくお願いします。

 

 

今日の一句

”引き続き インバン市場は 増加する”

 

▼世界の観光マーケットにおける日本の位置づけとは?

【急上昇!?】日本は世界のインバウンドランキングで何位なのか? 国連観光統計2017を読む。

2017.09.19

 

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期間:2017年9月21日(木)~24日(日)
場所:東京ビッグサイト(東京国際展示場)  東7ホール ブース番号 W 16-06

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