【201702】JNTO2月訪日外国人観光客数は204万人。通年予測は3,000万人付近。そしてタイ人観光客に備えろ!

日本政府観光局(JNTO)の2月速報が発表!

3/15 16:00 JNTOから2月の速報が発表されました。

先月の230万人から数値は落ち込み、約204万人(2,035,800人)となりました。

過年度分も含めた月別推移グラフはコチラです。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

数値だけ見ると、1月より-26万人と大きく落ち込んだように見えますが、過去のデータと比較すると高い水準にあることがわかります。

全体の前年比伸び率は 7.6%

昨年2016年の8月(夏休み期間)とたいして変わりません。

 

 

なぜ2月は1月比減少したのか??

とはいえ気になるのが1月からの減少幅。いったいなぜこんなにも減ってしまったのでしょうか?

 

旧正月が1月に前倒し

その主因は 旧正月が1月に前倒しされた ことによります。

 

これにより、訪日観光客の最大勢力である中国は、下記グラフのように落ち込んでいます。

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国別に見てみると、旧正月の習慣がある国々を中心に伸び率が減少しています。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

昨年はうるう月だった。

また昨年の2月は例年より1日多いうるう月でした。(通常28日まで⇒29日)

 

これによる影響は

1-28/29 ≒ 3.5%

 

もともと2月は日数が少ないため、1日多いかどうかで大きな影響が出てしまうのです。

 

 

過去データから回帰分析してみた。

では毎月恒例の回帰分析コーナ。

2017年の年間訪日観光客数はどの位になるのか??

  • 2月累計訪日観光客数を X
  • 年間訪日観光客を Y

として過去6年分のデータを元に回帰分析を行いました。

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その結果導き出された式がコチラ。

Y=14.8123X – 154627

Xに2017年2月累計訪日観光客数 4,331,500人を代入すると・・・

2017年年間訪日観光客数は 2,935万人   となりました。

 

先月算出した予測値、3,180万人よりは下がってしまいましたが

3,000万人ラインは十分狙える位置にあるでしょう。

 

【201701】JNTO1月訪日外国人観光客数は230万人。回帰分析したら通年予測3,180万人になった。

2017.02.16

 

今月の国特集:タイ

今月の国特集はタイ。

1月と比較して堅調に増加しています。

 

注目すべきは、ピーク時期。

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一般的には訪日観光客数、夏休み期間である7-8月がピークなのですが、タイの場合は逆の閑散期。

 

むしろ3-4月が最大のピークになっております。

 

これはタイの旧正月が他国と異なり4月にあたるためです。

 

 

詳しく分析した記事はこちらになりますので、よろしければ御覧ください。

【ソンクラーン】タイ人訪日観光客はなぜ4月がピークで夏場が閑散としているのか?

2017.03.06

 

 

まとめ

というわけでJNTO訪日観光客2月統計をまとめると下記の通り。

  • 2017年2月は落ちこんだように見えるが高い水準である
  • 回帰分析では通年2,935万人
  • 3,000万人は十分狙えるライン
  • タイはこれからがピーク。準備すべし!

 

春節・旧正月のズレの影響がない3月はどのような数値が出てくるのでしょうか?

来月も要注目です!

 

今日の一句

”いつもより 少ない日数 でも健闘”

 

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