【201710】JNTO10月訪日外国人観光客数は260万人。通年予測は2,856万人。中国・韓国爆増。

日本政府観光局(JNTO)の10月速報が発表!

11/15 16:00 JNTOより10月の速報が発表されました。訪日ピークとなる夏休み後半戦の10月は単月では過去最高となる260万人(2,595,200人)となりました!

過年度分も含めた月別推移グラフは下記の通り。

201710_zentai

(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

1-10月の累計値は2,379万人。 前年比伸び率は18.3% となりました。

2017年通年累計値の2,404万人とほぼ同水準です。

 

 

好調なアジアと爆伸びが続くロシア

今月も中華圏を中心にアジアが好調な伸び率です。

欧米系では9月に引き続きロシアが爆伸び継続中。今年1月からビザの発給要件緩和に加え、極東ロシアからの航空機増便が追い風になった模様です。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

ロシアの首都モスクワは飛行機で行くと10時間もかかります。

 

しかし極東エリア、例えばウラジオストクやハバロフスクからですと成田から2-3時間程度で着いてしまいます。航空券自体も安い時期は3万円を下回っています。

 

ロシア人の10月累計訪日人数は6.4万人と欧米系の中ではマイノリティですが、この伸び率が継続すれば面白い存在になりうるでしょう。

 

 

過去データから回帰分析してみた⇒2017年通年予測は2,856万人

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(10月累計訪日観光客数を X / 年間訪日観光客を Y として過去6年分のデータを元に回帰分析)

回帰分析の結果、導かれた2017年年間訪日観光客数は 2,856万人。

先月予測から3万人増えただけの変化です。

 

残すところ2か月のため、訪日外国人3,000万人突破は来年2018年になりそうです。

 

10月をけん引した中国・韓国

10月単月の前年比伸び率は+21.5%と高い水準になりましたが、けん引したのは中国・韓国でした。

 

具体的に見ていきましょう。

 

中国は前年同月比+31.1%

上半期低迷した中国ですが下期は非常に堅調です。今年は中秋節と国慶節休暇が連結され8連休となったことが後押しとなったとJNTOは報じています。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

韓国は前年同月比+38.1%

中国を上回る伸び率をたたき出したのが韓国。10連休という過去最高の大型連休ができたことが要因とJNTOは伝えています。

日本感覚ですとGWに近いのでしょうか。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

 

まとめ

というわけでJNTO訪日観光客10月統計をまとめると下記の通り。

  • 2017年10月は260万人と単月過去最高値をマーク
  • 訪日外国人10月累計値は2,379万人。2017年通年値と同水準。
  • 回帰分析では通年予測2,856万人。
  • ロシアは意外と近い国
  • 母数も大きい中国・韓国が前年同月比30%超増と好調

 

例年の傾向ですと、11月以降は大きく伸びることはありませんが、数値の大きな変動はあるのでしょうか?

来月もお楽しみに!

 

今日の一句

”ロシアなら 手軽に行ける ヨーロッパ”

 

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