【教訓】 中国人観光客に依存しすぎた韓国の現状がヤバイ。

韓国におけるインバウンドはどのように推移しているのか?

2016年、訪日観光客が2,000人を突破した日本ですが、おとなり韓国はどうなっているのでしょうか??

今回弊社営業田辺が韓国に出張してきましたので、統計データと現地レポートを合わせてお届けします。

 

 

まず韓国関係公社HPで発表されている統計データを見てみましょう。

 

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(出典:韓国観光公社統計データより作成)

 

グラフを見ても分かる通り、右肩上がりに増加しています。

 

ちなみに年単位ですと下記のとおりです。

  • 2014年 : 1,400万人
  • 2015年:1,300万人

 

国土や人口のことを勘案すると、日本と比較してもかなり健闘しています。

 

日本 韓国
国土面積(km2) 377,972 98,480
人口(万人) 12,711 5,107
外国人観光客数(万人) 1,974 1,323

 

 

国別比率を見ると、驚異的に存在感を増やしている国がある。

堅調に増加する韓国インバウンド市場。

国別の内訳を見てみると、なんと2012年あたりから 中国の存在感 が急激に伸びはじめ、今や 半数以上 を占めていました!

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(出典:韓国観光公社統計データより作成)

 

2010年頃までは日本人観光客も約半数を占めていたのですが、竹島問題に起因する韓国のイメージ悪化から、比率が減少してしまってます。

 

 

実際韓国現地ではどうなっているのか??

では実際に韓国の中心地ではどんな様相になっているのか??

弊社営業の田辺が出張の際に撮影してきた写真もご紹介します。

場所は韓国で一番観光客で賑わう明洞(ミョンドン)です。

 

 

 

街中は中国語の看板が目立つ

一番多く訪れる中国人観光客を意識してか、街中には中国語表記の看板があふれていました。

 

70年以上の歴史を持つ韓国最大のコスメ店ARITAUM

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一番目立つ店の呼び込み看板が中国語です。日本語がない・・・。

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その他コスメショップをみても

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やはり中国語

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韓国の民族衣装体験サービスも、料金表示は元が一番上です。

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以前韓国に出張したときよりも、中国語の存在感が増しているように感じました。

 

 

明洞は人が少ない気がした

冒頭のグラフでもお伝えしたように、訪韓観光客は堅調に増加傾向にあるのですが、実際の明洞市街地の様子は下記写真のとおり、ちょっと人が少ないです。

(撮影日時 11/18(金) 11:30頃)

 

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女性客で賑わっているはずの店内も閑散とした様子。

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平日金曜日のお昼前?というタイミングだったからというのもあるのかもしれませんが、やはり少ないです。

なぜなのでしょうか??

 

 

ミサイル迎撃システム(THAAD=サード)配備以降、中韓関係が冷え込んでいる

それは2016年7月8日 韓国がミサイル迎撃システム、サード在韓米軍配備決定を契機に、中間関係が悪化しているからです。

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(図:弊社にて作成)

北朝鮮からのミサイル防衛のために配備されたということですが、上記図の通り、中国監視も可能になってしまうため中国側が反発しているのです。

 

サード配備を受けて、中国政府は各省旅行会社に韓国訪問観光客数20%減の指示を出しています。これは観光観光業界にとって大きな打撃です。
(出典:10/25 中央日報

 

まとめ

インバウンドを特定国に依存しすぎてしまうと、政情不安があった際の減少ショックが大きくなってしまうことを、韓国の事例は示してくれています。

2015年訪日観光客国別統計を見ると、日本は国別のバランスが取れていると思いますが、事業所単位である国に特化する場合、急減少した際のリスクも想定しておきましょう。

(出典:日本政府観光局(JNTO)データより作成)

このように、他国のインバウンド事情は、自国のインバウンド戦略を検討する上でも非常に有用です。

韓国のインバウンド状況に引き続き注目したいと思います。

 

 

今日の一句

”逆ザヤの リスクを含む 高依存”

 

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