日本一外国人を魅了する、ロボットレストラン!成功の鍵はクチコミ!

2014年トリップアドバイザー外国人に人気の観光スポット日本全国トップ20受賞!

 

新宿・歌舞伎町には日本一外国人が訪れるショーレストランがある。

その名は、「ロボットレストラン」。

夜の新宿歌舞伎町の中でもひときわ目立つギラギラしたお店には、いつも外国人が行列を作り賑わっている。

 

なぜ新宿・歌舞伎町のロボットレストランはこれほど多くの外国人を魅了できるのか?今回は、日本を代表するショーレストランからみた訪日観光のポテンシャルとロボットレストランの真の魅力についてお伝えする。

 

【ポイント】

・徹底した欧米人向けのクチコミ戦略

・SNSなどで発信したくなる写真撮影の仕掛け

・外国人が訪日観光に求めるポイントを押さえる

・「いかに限定コンテンツを作り、発信するか」が訪日観光の盲点

今回はその戦略に迫る。

 

1ヶ月に15,000人以上の外国人が訪れるショーレストラン

 

ロボットレストランには月に17,000人以上の外国人が訪れている。

これは総来客者数の8割に当たる。

 

日本人よりも外国人のほうが圧倒的に多く、会場の9割を外国人が占めていることも珍しくない。中でも最も多いのがアメリカ人。それに続いて、フランス・オーストラリア・イギリス・カナダ・台湾・中国・香港といった国からのお客さんが訪れている。最近では台湾からの観光客が伸びている。

 

客層としては家族や友人、カップル同士で訪れる観光客が多く、ショー自体が子供から年配の方まで楽しめる内容となっていることも人気の理由である。

徹底したクチコミ戦略が訪日観光客を惹き付けている

 

img2

 

確かにインパクトがあり魅力的なショーレストランである。

しかし、なぜここまで外国人に話題となることができたのであろうか。

 

最大の理由は、徹底したクチコミ戦略である。

 

今もっとも訪日観光客を魅了しているショーレストランのクチコミ戦略は団体向け、FIT(海外個人旅行)向けともに徹底している。

 

トリップアドバイザーのクチコミへ誘導するため、座席、チケット、割引券、出口など至るところにトリップアドバイザーのQRコードが張られている。また、団体ツアーのガイドを見つけては感想をFacebookなどのSNSでの発信を依頼しているのである。

 

もちろん、「発信したい!」と思ってもらうためには、多くのお客様を楽しませるための工夫やおもてなしにも手を抜かない。ロボットと一緒に写真を撮れる時間を設け、子供が喜ぶお菓子やグッズのサービスなど、日本流のおもてなしがあってこその「クチコミ」なのである。ショーも自由に撮影ができ、それはクチコミの宣伝効果を狙う目的でもある。

 

以上のようにロボットレストランはクチコミを利用した宣伝効果をうまく活用している。発信したくなる写真を撮ってもらうことから、発信してもらいやすい環境整備までをしっかり考えることが大きなポイントである。

 

 

アジア圏への挑戦!新たな取り組みと今後の展望

 

robot3

 

アジア圏に積極的に取り組んだのは2013年からである。欧米人には認知度も人気も出てきた中で、次のステップとしてアジア圏からの訪日観光客を取り込み始めた。

 

テストマーケティングとして、まずは台湾をターゲットにした。

台湾への直接営業と海外旅行博覧会へのブース出展を行った。

 

ロボットレストラン松村部長の感覚は、台湾最大の旅行博覧会(ITF)のブース出展と、台湾最大手旅行会社東南旅行社とのタイアップ企画で確信に変わった。

旅行博覧会の会場に持ち込んだロボットは抜群の注目を集め、東南旅行社のステージショーでは多くの人が集まった。東南旅行社とのタイアップ企画によって多くのメディアを引き付けた。

 

今では台湾の有名なブロガーが月に一度訪れ、情報を発信している。さらに、多くの台湾旅行会社が団体ツアーやFITのオプショナルでの販売を始めた。

 

少なかった台湾人の観光客も今では月に500人が訪れている。

今後もより多くの台湾人が訪れることは間違いないであろう。

 

このように、海外旅行会社への直接営業と旅行博覧会へのブース出展及・旅行会社タイアップ企画によって台湾人集客に成功した。都内でロボットを乗せて宣伝しているトラックを見たことがあるという方は多いのではないだろうか。このトラックが海外の町中でも見る日もそう遠くないであろう。

 

 

これからの訪日観光のポテンシャルと課題

 

ロボットショーには外国人が喜ぶ多くの要素が含まれている。

「ロボットや女戦」はダンサーがメインとなるショーである。その中で日本の「和」を感じる場面や、日本のテクノロジー、新宿歌舞伎町のカオスなイメージを感じることができる。

実はこの、「和」、「日本文化」と「テクノロジー」は訪日観光が求める要素でもある。

 

また、訪日観光では、夜の時間を持て余している方が多い。我々が海外に行くと、夜も楽しめる着地型観光や有名なショーなどがあるが、日本には海外に比べこのようなコンテンツは少ない。夜に時間があっても夕食場所や宿泊先で多くの時間をつぶしているケースが多い。

 

日本で多くの魅力を見て・体験してもらうためには、夜の時間帯に楽しんでもらえるコンテンツを増やすことが重要である。

 

その中で、訪日外国人にとって大切なことは、誰かに自慢したくなるようなその場所・その時限定のコンテンツなのである。一日では味わい切れないコンテンツや観光資源があることが、その地域への宿泊客の増加(滞在時間の長期化)やリピーターの創出を促進する。「その場所、その時限定の観光コンテンツをいかに作り、情報発信するか」が訪日観光にとって非常に重要だ。

 

ロボットレストランは、外国人に「新宿・歌舞伎町にあるロボットレストラン」でしか得られない体験を与え、魅了し続けてきた。このように、インパクトの強い魅力的な夜のコンテンツが増えれば、訪日観光の満足度向上、リピーター増加が期待できるであろう。

 

実際にロボットレストランを訪問した詳細レポートはコチラ

【これでもか】 ロボットレストランから学ぶインバウンドのフォトジェニック集客術

2017.05.04

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で地ブラ_インバウンド情報局をフォローしよう!

海外10カ国800社との 集客ネットワーク

イメージに惑わされない正確なインバウンド情報を、マーケットデータと海外出張で得た現地1次情報を交えてお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

台湾、韓国、ベトナムのマーケティングを担当している田辺と申します。 海外への出張は、エージェントの方々にお会いできることが楽しみで仕方がありません。特に、台湾、韓国の日本企画担当者とはエビ釣りに行ったり、一緒にディナーしたりと趣味のように仕事をしています。