【タイから学ぶ】インバウンド体験コンテンツを高単価で販売する売り方

タイは1人あたりの観光消費額が1,530ドル

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日本と同じアジアエリアに位置するタイは2016年の観光収入ではなんと世界ランキング第3位。

また外国人観光客1人あたりに換算すると 1,530ドル/人。タイよりも物価が高い日本の 1,276ドル/人を上回っています。

 

なぜ高単価を実現できているのでしょうか?その秘密を探るべく、9月にタイへ出張したついでに現地体験コンテンツをリサーチして参りました!

 

ホテルのコンシェルジェで予約ができる

タイでは三ツ星ホテルが多数あります。

 

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そして三ツ星ホテルに必ずあるのがコンシェルジェ。宿泊客の要望に柔軟に答えてくれる特設カウンターです。

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このコンシェルジェに何かアクテビティをしてみたい旨を相談すると、様々な体験メニューが収録されたカタログを渡されます。

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複数の三ツ星ホテルをまわりましたが、下記2社の旅行会社がそれぞれカタログを制作していました。

  • Daily Sghtseeing Tours
  • Asian J Star Travel

 

つまりホテルがオリジナルのアクテビティを用意しているのではなく、旅行会社の体験商品を代理販売しているわけですね。

 

ユーザー目線に立って考えると、あれこれWEBサイトを探し回って検索するよりも、ホテルのコンシェルジェにフラっと立ち寄ってその場で予約したほうが手間もなくスムーズです。

 

日本では宿泊と体験予約についてタイほど統合されていません。たしかに周辺施設のパンフレットは置いてあるところは多いものの、対面で要望をヒアリングし提示する機能を持ち合わせたホテルはまだまだです。

 

 

ホテルで紹介されているアクテビティ一覧

では実際にコンシェルジェで紹介されている体験アクテビティにはどのようなものがあるのでしょうか?いくつかご紹介しましょう。

(1バーツ約3.4円と想定)

 

お寺見学ツアー:3,000バーツ前後

仏教国タイといえばお寺。日本とは違いきらびやかな外観です。そのお寺をめぐるツアーは所要時間が4時間程度で1人3,000バーツ前後(日本円で約1万円)でした。

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高単価な自然体験ツアー:1万バーツ前後

ちょっと遠く足を延ばしていく自然体験ツアー。拘束時間も6~12時間と長めです。

価格は人数の変動で大きく変わりますが1万バーツ前後。日本円にすると約3万円以上となかなかいい値段です。

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日本の代表的な自然体験コンテンツといえば以前ご紹介した群馬県みなかみ町に位置するキャニオンズが有名です。彼らも高単価を実現しています。

 

 

夜のグルメツアー:2,000~5,000バーツ

バンコクは夜眠らない町。夜ならではの美しさをトゥクトゥクまわりながら食文化を味わえるグルメツアーは1人の場合5,000バーツ。3人だと2,000バーツ/人 でした。

18:00スタートで22:00終了。食事代が含まれているかどうかの記載はなかったのですが、拘束時間と価格のバランスを考えると都度自分で支払うスタイルと思われます。

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またちょっと似たアクテビティでは、タイ料理を学ぶレッスンがありました。価格は2,000バーツ。

 

ワニ・ゾウのショー:4,000~7,000バーツ

タイの動物といえばゾウが想起されますが、タイならではの動物を使ったショーは4,000~7,000バーツ前後でした。拘束時間は5-6時間。

日本円に換算すると1人あたり1.5~2万円。自然体験とならびなかなか良いお値段です。

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サイクリングツアー:3,000バーツ

ちょっと日本では見慣れないなと感じたのがこのサイクリングツアー。バンコク市内を自転車に乗り大人数で移動します。聞いたところによると欧米人に人気なんだとか。

拘束時間は4時間で価格は3,000バーツ弱。こちらは参加人数が増えても1人あたりの価格は変わりません。

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ただ冷静に考えると自転車に乗って回るだけで1万円というのもなかなかいいお値段。

 

まとめ

日本よりも1人あたりの観光消費額が高いタイにおける体験コンテンツを研究してみました。まとめると下記の通り。

  • ホテルを販路とした強い集客導線
  • コンテンツは旅行会社が提供
  • 自然体験はかなりの高単価

 

これから日本でインバウンドが浸透していくにあたり、タイの体験アクテビティの作り方は非常に参考になる点が多いです。

 

私も実際にサイクリングツアーを体験してきましたので、次回その詳細をお伝えします。お楽しみに!

 

 

今日の一句

 

”売り方が うまくて高い タイ王国”

 

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