【実食レポ】タイ人観光客はなぜ本物の日本食を食べたがるのか?現地日本食レストランのレベルをリサーチしてきた。

堅調に増え続けるタイ人観光客

毎年堅調に増加中のタイ人観光客。

2014年は66万人もの方が訪れてくれました。

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これからさらに増える可能性が感じられる国ですね。

 

そんなタイ人の訪日観光客が日本へ観光に来たとき一番求めているのが、

「安く本物の日本食を食べる」ということ!

その理由を現地レポとともにお伝えしていきます。

 

タイには日本食レストランが1,300軒も存在するが・・・

ところで、タイには日本食のお店が多く進出しています。

JETROによると「タイ国全体で1,300軒にのぼる日本食レストラン」があるとのこと。

それほどまでに、タイでは日本食が浸透しているのです!

 

しかし、タイで食べる日本食は

  • 日本食料理店の価格は一般タイ人に手が届かない
  • タイ人向けの味付けになっており、本物の日本食を楽しみたい人には物足りない味

 

つまり「高いわりに、日本で食べる日本食の味まで至っていない」というのが現状。

 

タイ現地の日本料理店を実食してきた!

そこで今回は、タイにある下記3社の日本食レストンランに行き、現状どれほどのクオリティなのかレポートしてきます。

 

  • Fuji restaurant
  • 大戸屋
  • 大阪王将

*通貨は以下で統一してあります。
1バーツ≒3.723円/2015年6月9日現在

 

 

Fuji restaurant

タイ全国で100店舗以上展開し、タイで一番有名な日本食レストラン。

タイ人をメインのターゲットとした日本食を提供しているため、タイにある日本食レストランの中では比較的手ごろな価格で日本食が楽しめるお店になっています。

 

一方で、味付けや食材はタイ人向けになっており、日本で食べる日本食のとは異なるのが印象的。

 

フランチャイズでCoCo壱番屋も経営しています。

 

というわけで今回は、日本食で有名なしゃぶしゃぶを注文!実際に食べてみました!

 

しゃぶしゃぶ(豚)

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  • 価格:180バーツ(約666円)
  • メニュー内容 :豚しゃぶしゃぶ、うどん、ねぎ、ごまだれ、ポン酢、野菜
  • タイ現地向けの価格帯と味付け

 

食べてみた感想

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清潔感のある店内で気持ち良く食事ができる点は良かったのですが、味付けが異なる部分が多かったです。

例えば、

  • ごまだれはゴマの香りがなく、むしろピーナッツバターのような味と香り
  • ポン酢はスパイシーな味付け
  • しゃぶしゃぶのダシも薄い味付け

でした。

 

本来の日本食のクオリティには及ばず、日本食のクオリティを求める人にとっては、コストパフォーマンスが悪い印象を受けるだろうなと思いました。

 

 

大戸屋

タイに50店舗近くも出店が進んでいる大戸屋。

メニューは全て日本同様であり、ごはんもお代わり自由で、日本食の再現率も高いです。

 

一方で、価格は日本円にして1000円以上と、日本で販売している価格より200~300円高くなっています。

今回はオススメメニューの「ロースとんかつ玉子とじ土鍋定食」を注文してみました!

 

ロースとんかつ玉子とじ土鍋定食

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  • 価格:289バーツ(約1069円)
  • メニュー内容 :ロースとんかつ玉子とじ、ご飯、味噌汁、漬物、茶わん蒸しがセット

 

食べてみた感想

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少し薄めの味に作られてはいますが、総じて日本で食べるもの同じくらい再現性が高い味になっています。

ロースカツは熱々、玉子も半熟で提供されるほどクオリティが高かったです。

しかし、日本で提供されている価格を知っていると、「高すぎるなぁ」という印象を受けます。

 

 

大阪王将

韓国、香港に続き、タイ・バンコクでも展開が始まった大阪王将。

主力メニューは日本でも人気の餃子。

中華料理店としてではなく、内装に日本の文化や伝統を取り入れることで、日本らしさを打ち出したコンセプトになっています。

店舗デザインも、高級感溢れています。

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今回選んだのは味噌ラーメン!

特製味噌ラーメン

  • 190バーツ(約703円)
  • その他のメニュー :餃子2人前 140バーツ(約518円)

 

食べてみた感想

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ラーメンの味は日本で食べる味には及ばず、まだまだ改良の余地がある印象・・・。

 

ラーメンの麺は弾力感がなく、スープにもコクがもうちょっと欲しい・・・。

味噌ラーメン独特の香りと濃厚さが再現されていないのも残念な点でした。

 

価格も日本で食べるより高めに設定されているが、価格の割にはまだまだクオリティが足りていない印象を受けてしまいました。

 

まとめ

これまで3つの日本食レストランを見てきましたが、

「高いわりに、まだまだ日本で食べる日本食には及ばない」というタイ現地の日本食事情が感じられたのではないでしょうか。

 

そんなタイの日本食事情だからこそ、「日本に来たからには安くておいしい本当の日本食を食べたい」と思うタイ人が多いのでしょう!

ぜひ、今後の外国人旅行客の対応で意識していただければと思います。
今後も、現地のリアルな情報をお届けすべく、更新して参ります!

 

今日の一句

”本物の うまい食事を 食べタイ人”

 

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